犬の口が臭いのはなぜ? 歯みがきで防げるものと、そうでないもの

犬の口のにおいの多くは、歯垢と歯石が原因です。毎日の歯みがきで防げます。ただし、いつもと違う種類のにおいがするときは、口の中以外に理由があることもあります。
なぜにおうのか
食べかすに細菌が集まってできるのが歯垢です。そのままにしておくと2〜3日で固まり、歯石になります。歯石は歯みがきでは落ちません。
歯石がたまると歯ぐきが腫れ、そこでまた細菌が増えます。口のにおいは、その細菌が出すガスのにおいです。
3歳ごろまでに、多くの犬に歯の周りの病気の始まりが見られると言われています。においは、いちばん早く気づけるサインです。
家でできること
いちばん効くのは歯みがきです。1日1回が理想で、難しければ週に3回でも、やらないよりずっと違います。
犬用の歯ブラシと犬用の歯みがき剤を使ってください。人用の歯みがき剤にはキシリトールが入っていることがあり、犬には危険です。
いきなり口を開けさせようとしないでください。指で口のまわりを触らせる、歯みがき剤の味をなめさせる、と何日もかけて慣らしてから、奥歯の外側だけを短く磨くところから始めます。
かじって歯垢を落とすタイプのおやつやおもちゃも役に立ちますが、歯みがきの代わりにはなりません。
においの種類で分かること
生ごみのような、腐ったにおい 歯垢と歯石によるものがほとんどです。歯ぐきが赤い、出血する、食べにくそうといった様子があれば受診してください。
甘い、果物のようなにおい 糖の代謝に関わることが考えられます。水を飲む量やおしっこの量が増えていないか見てください。
アンモニアのような、おしっこに似たにおい 腎臓のはたらきに関わることがあります。
後ろの2つは、口をみがいても変わりません。急ににおいが変わったときは、様子を見ずにかかりつけの獣医師にご相談ください。


