犬に卵を与えても大丈夫? 生卵がすすめられない理由

わらの上にすわり、前足のあいだに茶色い卵を6個おいた黒いパグの子犬

加熱した卵であれば、犬に与えて問題ありません。ただし生卵はすすめられません。与えるなら、しっかり火を通したものを少量からにしてください。

卵に含まれているもの

卵は、体をつくるもとになる良質なたんぱく質を多く含みます。ほかにもビタミンA、ビタミンB群、鉄、セレンなど、犬の体に必要な栄養がひととおり入っています。

ダイアモンド ナチュラルのいくつかのレシピにも「卵製品」を配合しています。シニア チキン・エッグ&オートミールは、その名のとおり卵を主な原材料の一つにしたフードです。

生卵をすすめない2つの理由

ひとつは食中毒です。生卵にはサルモネラ菌などがついていることがあります。犬は人より胃酸が強いとはいえ、下痢や嘔吐を起こすことがありますし、触れたご家族にうつる可能性もあります。

もうひとつは白身に含まれるアビジンという成分です。これはビタミンの一種であるビオチンとくっついて、体への吸収を邪魔します。生の白身を毎日たくさん食べつづけると、皮膚や被毛の状態に影響することがあります。加熱すればこのはたらきはなくなります。

与えるときの目安

ゆで卵か、油を使わない炒り卵にしてください。味つけは要りません。塩・こしょう・マヨネーズ・バターは加えないでください。

量は、体重5kgくらいの小型犬で1日に1/4個まで、体重20kgくらいの中型犬で1日に1/2個までが目安です。毎日でなくてかまいません。おやつの一種と考えてください。

毎日のフードで栄養は足りているので、卵はあくまで「たまの楽しみ」です。与えすぎると、そのぶんカロリーを摂りすぎることになります。

気をつけたいこと

卵にアレルギーのある子もいます。初めて与えるときは少量にして、そのあと24時間ほど、皮膚をかゆがらないか、便がゆるくならないかを見てください。

殻は与えないでください。細かく砕いてカルシウム代わりに、という話もありますが、総合栄養食を食べている子にはカルシウムは足りています。とがった破片で口やのどを傷つける心配のほうが大きいです。

持病がある子や、療法食を食べている子は、与える前にかかりつけの獣医師にご相談ください。

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