犬が手や顔をなめるのはなぜ? 5つの理由と、やめてほしいときの伝え方

差し出された手のひらに鼻を近づけているビーグル

犬が人をなめるのは、そのほとんどが「うれしい」「かまってほしい」という気持ちからです。しつけで直さなければいけない困った行動ではありません。ただし、自分の体の同じところをなめつづけるときだけは、理由が違うことがあります。

人をなめる5つの理由

あいさつ 犬の世界では、口のまわりをなめるのが親しい相手へのあいさつです。子犬のころに母犬へしていたしぐさが、そのまま人にも向けられています。

かまってほしい なめると、こちらが笑ったり声をかけたりします。犬はそれを覚えていて、「なめれば反応してもらえる」と学びます。

味 人の手や顔にはうっすら塩けがあります。食事のあとならなおさらです。

においを確かめている 犬は鼻と舌の両方で情報を集めます。どこへ行って何を食べてきたのかを、なめて確かめていることがあります。

気持ちを落ち着かせている なめるという動きそのものが、犬にとっては気を静める行動です。少し緊張しているときにも出ます。

やめてほしいときの伝え方

叱らないでください。声を出すと「反応してもらえた」ことになり、かえって増えます。

なめ始めたら、だまって立ち上がり、その場から離れてください。「なめると相手がいなくなる」と分かれば、少しずつ減っていきます。

落ち着いているときにほめる、おもちゃやおやつで口を別のことに使わせる、といった置きかえも効きます。

こういうときは様子を見てください

前足や足先、おなかなど、自分の体の同じところをなめつづけるときは、かゆみや痛み、退屈やストレスが背中にあることがあります。毛が薄くなったり、皮膚が赤くなったりしていないか見てください。

床や壁、ソファをやたらとなめるようになった、急に回数が増えた、よだれが多い、といったときも、いつもとの違いとして覚えておいてください。

こうした変化が続くときは、かかりつけの獣医師にご相談ください。

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