猫の毛玉 吐くのはどこまでふつう? 減らすためにできること

猫が毛玉を吐くのは、月に1〜2回までならよくあることです。ただし、週に何度もえずく、何も出ないのにくり返す、というときは毛玉とは別のことが起きている可能性があります。
なぜ毛玉ができるのか
猫の舌には細かいとげが並んでいて、毛づくろいをすると毛が引っかかって口に入ります。飲み込んだ毛のほとんどは便と一緒に出ますが、一部は胃に残ります。
胃に残った毛が固まったものが毛玉です。細長い形をしているのは、食道を通って出てくるためです。
長毛の子、毛の生え替わりの時期、室内でずっと暮らしている子ほど増えます。室内は一年じゅう暖かく、毛の生え替わりがだらだら続くためです。
減らすためにできること
ブラッシング いちばん確実です。飲み込む前に毛を取ってしまえば、毛玉になりません。短毛なら週に2〜3回、長毛なら毎日が目安です。
食物繊維 繊維がやや多めのフードにすると、飲み込んだ毛が便と一緒に出やすくなります。室内猫向けのフードは、そのように設計されているものが多いです。
水分 水を飲む量が少ないと便が固くなり、毛が出にくくなります。水飲み場を数か所に置き、トイレやフードの器から少し離してください。
毛づくろいが多すぎないか 退屈やストレスでなめつづけている子もいます。遊ぶ時間や、上下に動ける場所をつくってみてください。
受診したほうがよいとき
週に何度もえずく、何日も続けて吐く、というとき。
えずいているのに何も出てこないとき。毛のかたまりが胃や腸に詰まっていることがあります。
吐くことに加えて、食べない、便が出ない、元気がない、体重が減ってきた、といったことがあるとき。
毛玉は身近なことですが、吐くという症状そのものは毛玉以外にも理由があります。いつもと違うと感じたら、かかりつけの獣医師にご相談ください。


