猫の体重を落とすには 急なダイエットが危ない理由

猫の体重を落とすときは、1週間に体重の0.5〜1%ずつが目安です。5kgの猫なら、1週間で25〜50g。ゆっくりに思えますが、これより速く落とすのは危険です。
急に減らしてはいけない理由
猫が急に食べなくなると、体はたくわえていた脂肪を一気に肝臓へ送ります。ところが猫の肝臓はそれを処理しきれず、脂肪が肝臓にたまってしまうことがあります。
これは数日食べないだけでも起きることがあり、命に関わります。太っている猫ほど起きやすいとされています。
「食べないなら、しばらく放っておけばそのうち食べる」は、犬には当てはまっても猫には当てはまりません。2日食べていないときは受診してください。
まず体型を確かめる
上から見て、肋骨のうしろに少しくびれがあるか。横から見て、おなかが下に垂れていないか。背中や肋骨を手でなでたとき、骨のかたちが分かるか。
肋骨が指で探してもよく分からない、上から見て樽のようになっている、というときは減量を考えるタイミングです。
どのくらい減らすべきかは、体格や年齢、持病によって変わります。目標体重は、かかりつけの獣医師に決めてもらってください。
やり方
量をはかる いちばん大事なところです。目分量や「器いっぱい」をやめて、はかりで毎回同じ量を出してください。
回数は減らさない 1日の量は同じでも、3〜4回に分けたほうが空腹を感じにくくなります。自動給餌器を使うのもよい方法です。
おやつを数に入れる その日のカロリーの1割までです。家族の誰かがこっそり与えていることがよくあります。全員で決めてください。
遊ぶ 1日に5分を2〜3回、じゃらしで走らせるだけでも違います。上下に動ける場所をつくると、自分から運動する時間が増えます。
見ておくこと
2週間に1回、同じ時間に体重をはかって記録してください。人が抱いて体重計に乗り、あとから人の体重を引く方法で足ります。
減りすぎているとき、食べる量が落ちてきたとき、元気がないとき、黄疸(白目や歯ぐきが黄色い)が出たときは、すぐに受診してください。
減量中は、途中で一度かかりつけの獣医師に見てもらうと安心です。


