犬がおしりを床にこすりつけるのはなぜ? 考えられる4つのこと

耳の大きな淡い茶色のフレンチブルドッグが首をかしげている

おしりを床にこすりつけて引きずるのは、そこにかゆみか違和感があるからです。くせや遊びではありません。何度もくり返すときは、原因を確かめてください。

いちばん多いのは肛門腺

犬のおしりの左右には、においのもとになる液をためる小さな袋があります。ふつうは便と一緒に自然に出ますが、うまく出ないとたまって張ってきます。

張ってくると気持ちが悪いので、床にこすって押し出そうとします。これが「おしり歩き」のいちばん多い理由です。

小型犬や、便がやわらかい子で起きやすくなります。しぼり方は動物病院やトリミングサロンで教えてもらえます。自己流で強く押すと傷めることがあるので、最初は見てもらってください。

ほかに考えられること

寄生虫 おしりのまわりに白い粒のようなものが見えたら、その可能性があります。便を持って受診してください。

皮膚のかぶれ 下痢のあとや、シャンプー後に洗い流しが残ったときなどに起きます。赤くなっていないか見てください。

便の残りや毛のもつれ 長毛の子で、おしりのまわりの毛に便がからんでいることがあります。毛を短く整えておくと防げます。

食物アレルギーや食事が合っていない 便がやわらかい状態が続くと、肛門腺がうまく押し出されず、結果としておしり歩きが増えることがあります。

受診の目安

一度きりで、そのあとふつうにしているなら、少し様子を見てかまいません。

何日も続く、おしりをなめつづける、腫れている、血や膿が出ている、座るのをいやがる、といったときは早めに受診してください。肛門腺が炎症を起こすと、皮膚が破れることがあります。

判断に迷うときは、かかりつけの獣医師にご相談ください。

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